プレイヤー詳細

もともとカードゲームが好きで昔からプレイしていたのですが、2014年に起業したことをきっかけに仕事に集中するべくカードゲームから離れたんです。それから約5年が経って事業も安定してきたので、久しぶりにカードゲームを遊びたいなと思って手を伸ばしたのがポケカでした。ちょうどGXウルトラシャイニーが発売された頃でした。

そのすこし前からポケカが大ブームになっていることは知っていたので、このタイミングで始めるならポケカだろうと思ったんです。それに加えて、ポケカはルールがシンプルだという点も大きな要因でした。スタンダードレギュレーションであればカードプールも絞られていますし、社会人として仕事に比重を置きながら競技シーンにも本気で取り組めると感じて、本格的にポケカをプレイしようと決めました。

どちらかというと、いわゆるコントロール系の戦いかたが得意です。自分は安定して平均点以上の行動をしつつ、相手の動きに対してカウンターで対応するようなイメージです。

確かに、そういう側面もあると思います。ただ、デデンネGXや博士の研究のように手札を大量にトラッシュするカードはうまくいくと強力ですが、欲しいカードが引けなかったときのリスクもありますよね。なので、序盤は確実に山札からカードを探してきて安定した動きをしつつ、山札の少なくなった後半のここぞという場面でデデンネGXなどを使って上振れを狙うのが、理想的な立ち回りだと考えています。

1.コンセプトとなる動きが強力であること
2.1の再現性が高いこと
3.大会で使用率の高いデッキに対して大きく不利を取らないこと
4.さまざまなデッキに対して幅広く対応できること

僕は上記の4つを意識していつもデッキを作っています。僕がいつも使うピカチュウ＆ゼクロムGXのデッキは、フルドライブを使って攻撃しながらエネルギーを3枚もつけられるという基本の動きが非常に強く、雷タイプをサポートするカードが強力でその再現性も高いうえ、ライチュウ&アローラライチュウGXのタンデムショックとリセットスタンプのコンボなど、どんなデッキ相手にも柔軟に戦える要素が揃っています。

チャンピオンズリーグ2021 横浜は、前日の夕方くらいまでセキタンザンVMAXのデッキを使おうと思っていました。ただ、直前の練習で6連敗してしまったんです（笑）。それで自信がなくなって、結局使い慣れたピカチュウ＆ゼクロムGXで挑みました。

大会で言うと、チャンピオンズリーグ2020 東京ですね。2019シーズンの途中から公式大会に参加し始めたのですが、カードゲーム自体は過去に経験していたこともあって、シティリーグでもチャンピオンズリーグでもわりと順調に勝てていたんです。そのせいで少し天狗になってしまって……チャンピオンズリーグ2020 東京は事前の練習を怠ってしまったんです。そこまでしっかり練習していなくても、予選を完走するくらいはできるだろうと思っていたのですが、当日は0勝3敗とボロ負けしてしまいました。その結果を猛省して、それ以降は仕事に支障の出ない範囲ではありますが、毎日コツコツと練習を積み重ねるようになりました。チャンピオンズリーグ2020 愛知で優勝できたのはその練習の成果だと思っているので、そういう意味でも印象深い経験でした。

ピカチュウ＆ゼクロムGXです。僕がこれまでに出た大会はほとんどピカチュウ＆ゼクロムGXのデッキを使っているので、思い入れがありますね。フルドライブとタッグボルトGXというふたつのワザがどちらも強力ですし、僕のいちばん好きなポケモンがピカチュウなので、文句なしに大好きなカードです。

僕に限らずこのカードが好きな人はかなり多いと思うのですが、チャンピオンズリーグ2020 愛知で優勝したときに、たくさんの人から「ピカチュウ＆ゼクロムGXで優勝してくれてありがとう！」といった声をかけてもらえたんです。それがすごく嬉しかったですね。

名古屋の大須にあるDice Rollというカードショップです。愛知県の強豪プレイヤーがひしめく有名なお店なので、ここに来ればハイレベルな対戦が楽しめます。ちなみに僕はポケカ始めたての頃にそんな猛者が集まる場所とは知らずにトレーナーズリーグに参加して、ボコボコにされました（笑）。

店員さんもチャンピオンズリーグでベスト32に入るほどの実力をもっているので、名古屋にお越しの際はぜひ腕試しに寄ってみてください。付近にはお寿司屋さんに洋食屋さん、ハンバーガー屋さんなどなど僕のオススメの美味しいご飯屋さんがたくさんあるので、気になる人は僕に聞いてくれればお教えします（笑）。