すぐに場に出せるたねポケモンでありながら、強力なワザや特性で活躍する「かがやくポケモン」。デッキに入れることができるのは1枚までというルールを持ち、どの「かがやくポケモン」を入れるか次第でデッキの戦略が大きく分かれる!
ポケカチャンネルメンバーのライチュ梅川、ななっぷる、よぴふっと、クチート竹内の4人が、「かがやくポケモン」を主軸にして、それぞれ合計4種類のデッキを作成したから、この記事でその魅力を紹介するぞ!
目次
ライチュ梅川の「かがやくヒスイ オオニューラ」デッキ
ライライチュウチュウ! ポケカに夢中! ポケモンカードチャンネルのライチュ梅川です! 僕がイチオシする「かがやくポケモン」は「かがやくヒスイ オオニューラ」です!
特性「ポイズンピーク」が強力で、相手のポケモンはどくでのるダメカンが2個多くなります。相手ポケモンをどくにしながら戦うデッキにとっては、どくでのるダメカンによって倒せるか倒せないかという話は大きなポイントなので、ぜひ「かがやくヒスイ オオニューラ」を使いたいです。
そんな「かがやくヒスイ オオニューラ」を戦術の軸にしたデッキがコチラ!
相手ポケモンをどくにするダストダスVMAXやガラル マタドガスで戦います。
このデッキでは、ダストダスVMAXのワザ「キョダイシュウキ」のダメージをこだわりベルトで大きくしつつ、どくでのせるダメカンも、かがやくヒスイ オオニューラの特性「ポイズンピーク」で多くして相手ポケモンをどんどん倒していきます。エネルギー2個でワザを使えるため、隙なくスピーディに攻められる点が強力です。
こだわりベルトをつければ「キョダイシュウキ」は150ダメージになり、「ポイズンピーク」がある状態のどくでのるダメカン3個込みで、HP180以下のクロバットVやネオラントVを倒せます。
また、こだわりベルトをつけて弱点をつけば、ミュウVMAXを倒せるのも魅力です。もしオドリドリの特性「ねっけつレッスン」がはたらいていて、ダメージが280になった場合でも
かがやくヒスイ オオニューラがいればどくでのるダメカンが3個になるため、合計で310ダメージを与えられることになります。
仮に「キョダイシュウキ」で相手ポケモンを倒せなかった場合でも、「次の相手の番、このワザを受けたポケモンは、にげられない。」という効果があるので、ダメージを与えたポケモンがバトル場に残ってくれて次の自分の番に倒しやすくなったり、ポケモンチェックでどくのダメカンをのせてジワジワ弱らせられます。
また、特性「ガラクタあつめ」があるおかげで、こだわりベルトをつけつつ他のポケモンのどうぐをつけることもできます。サイドを3枚とられたくない局面では英雄のメダルをつけたり、ダメージを受けて倒れそうな局面ではしあわせタマゴをつけて次の番に備えるなど、臨機応変に戦術を変えられるのは強力なポイントです。
状況に合ったポケモンのどうぐを使い分けるために、ヤレユータンVの特性「おとりよせ」が役立ちます。積極的に用意しましょう。
続いて、ガラル マタドガスです。
特性「かがくへんかガス」で相手の場のポケモンの特性をなくしながら戦えるのが強力です。先攻2回目の番に進化させてバトル場に出したり、後攻最初の番からドガースのワザ「かくせい」を使ってガラル マタドガスに進化できると、相手の動きが鈍ります。さらに、ワザ「バットポイズン」は、のせるダメカンが4個の強力などくにする効果を持ち、このどくはかがやくヒスイ オオニューラの「ポイズンピーク」でさらに2個多くすることできます。
1回のポケモンチェックのどくでダメカンを6個のせられるようになるため、HP60以下のポケモンをすぐ倒せたり、ダストダスVMAXで戦う前に相手ポケモンを弱らせておくのに役立ちます。
具体的には、使っている人も多い特性「うらこうさく」軸のデッキに強く、相手に「うらこうさく」を使わせないようにしつつ、HP60のメッソンを倒せて強力です。
相手からすると積極的に倒したいポケモンだと思うので、ガラル マタドガスにしあわせタマゴをつけておくことも多いです。
このように、かがやくヒスイ オオニューラで強化したどくで、多くのデッキに対して強く立ち回れる構築になっています。ぜひ参考にして組んでください!
ちなみに、ライコウVは、オリジンパルキアVSTARと戦う時に役に立つ、使いやすい雷ポケモンだったので合わせて採用しています! よく遊ぶ相手や環境に合わせて、色々なタイプのポケモンを使って改造しながら楽しんでください!
ななっぷるの「かがやくフシギバナ」デッキ
おはよう諸君! 公式ポケモンカードチャンネルのななっぷるです。
先日ですね、強化拡張パック「Pokémon GO」で、大好きなフシギバナが「かがやくポケモン」として強力な特性を持って登場してくれました。ワイの推しがキラキラとかがやいています。なんて嬉しいんでしょうかね。(ニヤリ)
特性「サニーブルーム」は、自分の番の終わりに手札が4枚になるように山札を引くことができます。ワザを使ったあとに使うことのできる、なかなか珍しい特性ですね。このかがやくフシギバナが大活躍すること間違いなしのデッキを組んできたので、早速皆さんにご紹介します!
かがやくフシギバナ + ヒスイ ウインディのデッキです。
ヒスイ ウインディやゾロアークを軸にして戦っていくデッキです。
ヒスイ ウインディのワザ「はっぽうやぶれ」はエネルギーなしで160ダメージを出すことができます。しかしその条件は手札が1枚もないこと。手札を頑張ってなくして大ダメージを出せても、このあとうまく動けるかな...?と心配になってしまうところですが、ここでかがやくフシギバナの特性「サニーブルーム」の出番です。番の最初に引く1枚も合わせると手札は5枚になり、そのおかげで安定して次の番も展開していけそうですね。
手札を減らす方法については、クイックボールやハイパーボールやピオニー、ザクロなど手札をトラッシュできる効果のあるトレーナーズを採用しているので、うまく組み合わせていきましょう。
エネルギーが少ない構築なので、相手から「ボスの指令! かがやくフシギバナで!」と言われると、その後バトル場からにげるのがなかなか大変です。その際は回収ネットで手札にもどしてあげましょう。かがやくポケモンは、回収ネットを使えるのも嬉しいポイントです!
そしてお次はゾロアークです。特性「げんえいへんげ」から様々な1進化ポケモンにへんげすることができます。ヒスイ ウインディに入れ替わって戦えるのはもちろん、他にも、入れ替わったら強そうな様々な1進化ポケモンを採用したので、順番にみていきますね。
まずはエネルギー要らずでワザを使える!? ヒスイ ゾロアークとグラエナです。
ヒスイ ゾロアークは、エネルギーなしでHPの大きなポケモンでもきぜつさせられる可能性があります。偉い! グラエナは、「相手の場にポケモンVMAXがいるなら」という条件つきではあるものの、エネルギーなしで160ダメージ与えることができます。ミュウVMAXなどの悪弱点のポケモンVMAXに対して、弱点で320ダメージを与えられるのは本当に強い!!!
続いて、安定した展開を支えてくれるチルタリスとヤレユータンです。
チルタリスの特性「いざなうしらべ」でサポートを山札の上に持ってきて、それをヤレユータンの特性「さるぢえ」で手札に加えられるコンボが強力。手札を確定でなくせるピオニーを持ってくれば、安定してヒスイ ウインディが戦っていけそうですね。
続いて、便利な特性を持ったサンダースとタルップルです。
サンダースの特性「じんらいのめざめ」は、メモリーカプセルをつけることで、水ポケモンの特性がなくなります。ジメレオンやインテレオンの特性「うらこうさく」、オリジンパルキアVSTARの「スターポータル」、かがやくゲッコウガの特性「かくしふだ」など、水ポケモンの強〜い特性をなくして、そのスキにどんどこ倒していっちゃいましょう!! また、タルップルの特性「おいしいかおり」で相手のたねポケモンを呼び出しつつ、ザクロとこだわりベルトの効果込みでヒスイ ウインディのワザ「はっぽうやぶれ」220ダメージでポケモンVを倒せるとアツい! 金メダル級の活躍...いや、金メダリンゴ級の活躍をしてくれるかも!?
最後に伏兵ヤドランです。
エネルギーなしで戦えるポケモンたちが多い中、ツインエネルギーを2枚入れています。それはこのヤドランのためと言っても過言ではありません! 倒されたらサイドを1枚しかとられないポケモンだけで構築しているので、いずれ相手の残りサイドが1枚になるタイミングが来ると思います。そのときに自分のサイドが2枚以下だったら、場のゾロアークを特性でヤドランと入れ替え、サッとツインエネルギーをつけ、高らかに宣言しましょう。「たそがれのひらめき!」と。これでバッチリ勝利です(微笑み)
このように、かがやくフシギバナのおかげで安定して手札が引けるので、相手のデッキに合わせてアタッカーや戦術を変えて、柔軟に戦っていけるのもこのデッキの強みだと思います。ぜひ使ってみてね!
それではおやすみなのしゅう...zzz
よぴふっとの「かがやくヒードラン」デッキ
おはよっぴー! よぴふっとです! 今回僕が紹介するイチオシの「かがやくポケモン」は「かがやくヒードラン」です!
ワザ「レイジングボンバー」が強力で、かがやくヒードランにのっているダメカンの数が多ければ多いほどダメージが上がっていきます。倒されてもサイドを1枚しかとられないポケモンでありながら、ポケモンVSTARやポケモンVMAXをも一発で倒せるダメージが狙えるので、非常に強いポケモンですね。
そんな「かがやくヒードラン」の強さを引き出すためのデッキがこちら!
マグマの滝壺、大口の沼、ダメージポンプなどダメカンをのせるカードを多く採用しています。また、デッキに1枚しか入れられないかがやくヒードランを、ふつうのつりざおやクララによって複数回場に出せるようにしてみました。ヒスイ ゾロアークVSTARとともに、大ダメージを狙っていけるデッキです。
ヒスイ ゾロアークVSTARは、かがやくヒードランととても相性がいいポケモンです。ワザ「のろいをきざむ」は、自分の場のダメカンがのっているポケモンの数だけダメージが上がります。自分にダメカンをのせたいかがやくヒードランにぴったりの相棒といえますね。VSTARパワーの特性「ファントムスター」をつかうことで戦術が安定しやすくなるため、序盤はヒスイ ゾロアークVSTARで戦ってサイドをとりつつ場をととのえ、中盤や終盤にかけてかがやくヒードランのワザを使っていくのがオススメです。また、この2匹はワザを使うためのエネルギーに無色エネルギー2個が含まれているので、ダブルターボエネルギーを共有できるのも扱いやすいポイントになっています。
続いては、ダメカンを上手くのせていくためのスタジアムです。
この2種類のスタジアムはどちらもダメカンをのせる効果をもっているため、「レイジングボンバー」のダメージアップに貢献してくれます。かがやくヒードランに対して、マグマの滝壺は炎エネルギーをトラッシュからつけられますし、大口の沼はベンチに出すだけで手軽にダメカンをのせられます。特に大口の沼は相手もポケモンをベンチに出すたびにダメカンが2個のるので、自分にとっては有利でありつつ、相手にとっては厄介なスタジアムになるでしょう。
もし、前の番から大口の沼が出ている状況でかがやくヒードランを出して、その後でマグマの滝壺を出してトラッシュから炎エネルギーを加速させることができれば、1回の番で4個ダメカンをのせられますね。そのまま「レイジングボンバー」を使えば280ダメージでかなり強力な奇襲になると思います。
お次は、ダメカンをのせる戦術の幅を広げてくれる、ダメージポンプです。
ダメージポンプを使って自分の場のポケモンにのっているダメカンをかがやくヒードランにのせかえることで、「レイジングボンバー」のダメージを上げることができます。同時にポケモン1匹の回復にもつながりますし、ダメカンを2個までなら好きなようにのせかえることができるため、「レイジングボンバー」と「のろいをきざむ」のダメージの調整ができる点もいいですね。
そんなダメージポンプと相性がいいカードが、ゲンガーです。
ゲンガーは、トラッシュにあれば特性「ならくのうらもん」によってダメカンが3個のった状態でベンチに出せるため、場のダメカンを増やすのに便利です。これによって「のろいをきざむ」のダメージアップにつながりますし、場に増えたダメカンをダメージポンプでかがやくヒードランにのせかえれば、さらに強力な「レイジングボンバー」が使えそうですね。もともとマグマの滝壺や大口の沼でダメカンがのっていたのであれば、ダメカン4個の280ダメージ、5個の350ダメージも十分に狙えるので、相手のポケモンVSTARやポケモンVMAXを一発で倒してしまいましょう!
このように、一見デメリットにみえる「自分のポケモンにダメカンをのせる」という効果も、かがやくヒードランならメリットに変えて強力なワザを使っていくことができます。これを参考に、皆さんもぜひデッキを組んでみてください!
それでは皆さんまた次回! レイジングボンバー!
クチート竹内の「かがやくゲッコウガ」デッキ
よろしクチート! クチート竹内です! ぼくがオススメするかがやくポケモンはこちらです! かがやくゲッコウガ!
(陽に照らされて、静かに佇んでる感じがかっこよすぎますねぃ)
特性「かくしふだ」で山札を引けるのでとても使いやすく、色んなデッキに入れやすいですよね。さらに、ワザ「げっこうしゅりけん」も相手のポケモン2匹に90ダメージを与えられるのでとっても強力です! 今回はそんなかがやくゲッコウガがさらに"かがやく"ようなデッキを紹介したいと思います。
このデッキは、モスノウの特性「ひょうせつのまい」でエネルギーを準備をして、かがやくゲッコウガのワザ「げっこうしゅりけん」や、ケケンカニVのワザ「デストロイヤーパンチ」をどんどん使って、相手を倒していく構築になっています。
まず、序盤の要であるモスノウから解説していきます!
モスノウの特性「ひょうせつのまい」が、自分の番に何回でも使えることが非常に強力です。手札に水エネルギーをたくさん用意すれば、1回の番で複数の水ポケモンのワザの準備ができます。モスノウを早めに準備して、バトルの序盤から「げっこうしゅりけん」を使うことで、相手の場が整う前に大きなダメージを与えられます。
メッソンやジメレオン、モココといったHPが90以下のポケモンを一発で倒せるので、相手のプランを早々に崩せるかもしれません。決まったらにっこにこになっちゃうかも! 相手の場にマナフィがいると特性「なみのヴェール」で防がれてしまうので、ボスの指令などで早めに対処しちゃいましょう!
かがやくゲッコウガもケケンカニVも、ワザを使うためにエネルギーがたくさん必要なので、モスノウをいかに早く用意できるかが、勝利の鍵ですね。
続いて、ケケンカニVです!
ケケンカニVのワザ「デストロイヤーパンチ」は、相手のバトルポケモンにダメカンがのればのるほど強力になっていきます。ダメカンが2個のっていれば210ダメージで、クロバットVやネオラントVといった、よく使われるポケモンVを倒すことができます!
(ちなみに「げっこうしゅりけん」で90ダメージを与えておくと「デストロイヤーパンチ」のダメージはなんと630ダメージにもなります!! こんなパンチをくらったらひとたまりもありませんね...)
ダメカンは「げっこうしゅりけん」の他に、インテレオンの特性「クイックシューター」でのせるのも手軽で強力です。
ダメカンが4個のっていれば「デストロイヤーパンチ」は330ダメージ! ポケモンVMAXも一発で倒すことができます。大きなおまもりや、オドリドリの特性「ねっけつレッスン」など、ダメージを減らす効果があっても、ダメカンを先にのせることでその分をカバーできますね。そして、進化前のジメレオンは特性「うらこうさく」を持っているので、安定したゲーム展開が望めます。
ここぞという時に必要なカードを持ってこれるのが強力です。カイやルリナを持ってきて水ポケモンの準備をしたり、たっぷりバケツを持ってきてエネルギーを準備したりと、トレーナーズのことならなんでもござれです(ニヤリ)
中でもルリナとのコンボがおすすめです!
かがやくゲッコウガが倒されてしまっても、トラッシュからエネルギーと一緒に回収することができます。そして、先ほど紹介したモスノウの特性「ひょうせつのまい」を使うことで、すぐに再びエネルギーがついた状態で準備することができます! かがやくポケモンはデッキに1枚しか入れられませんが、このコンボなら何度も「げっこうしゅりけん」を使うことができます。「しのびポケモン」の名にふさわしい、神出鬼没、獅子奮迅の活躍が期待できますね!
さらに、オリジンパルキアVSTARのVSTARパワーの特性「スターポータル」もおすすめです。
ゲッコウガの特性「かくしふだ」や、ワザ「げっこうしゅりけん」はエネルギーをトラッシュする必要があるので、トラッシュから水エネルギーをつける「スターポータル」と相性抜群です! トラッシュにエネルギーがたまってくる中盤以降に「スターポータル」を使うことで、水エネルギーを無駄なく活用することができます。
アタッカーとしても優秀で、とても頼りになります。ワザ「あくうのうねり」は、お互いのベンチのポケモンの数が増えれば増えるほどダメージが上がるので、モスノウやインテレオンなどを並べつつ大ダメージを狙いましょう!
色んな水ポケモンたちと組み合わせることで、かがやくゲッコウガがさらに"かがやく"デッキになってます!皆さんもこれを参考にぜひ楽しい「げっこうしゅりけん」ライフをお過ごしください!
(それではこれにて失礼!(忍者))
――4人の個性的なメンバーから、それぞれ魅力的なデッキを紹介してもらった。もしこの中に気に入ったデッキがあったなら、実際に同じようなデッキを作って、ぜひ遊んでみてほしい! また、今回紹介したデッキ以外にも、まだまだ強い使い方がありそうな「かがやくポケモン」が秘めているポテンシャルは、この記事を読んでくれたキミ自身にも見つけてほしい! 「かがやくポケモン」をバトルでかがやかせることができるのは、プレイヤーのみんなだ!