4月1日(土)・2日(日)開催の『ポケモンカードゲーム チャンピオンズリーグ2017 宮城』において、プレイヤーが失格処分となりました。非紳士的行為の「イカサマ」に該当する行為があったと、ジャッジが判断したものです。
2日目の本選にて本選進出者のデッキチェックが行われた際に、該当プレイヤーのデッキシールドに規則性のある折れがあることが確認されました。カードが裏面に置かれている場合でも、特定のカードの判別ができる状態になっていました。
最も顕著な箇所としては、4枚採用されていた特定の1種のカードはすべて共通の箇所に折れがあり、4枚採用されていた別の特定のカード1種も、4枚とも別の共通の箇所に折れがあることが確認されています。
これらの折れは消耗により自然にできたものではなく、プレイヤーが故意に付けたものであると、ジャッジが判断しました。これは非紳士的行為の「イカサマ」に該当します。関与したすべてのジャッジが、この判断が正しいものであるとの合意に至っています。
ポケモンカードゲームは、ゲームの性質上、シャッフルをする回数の多い対戦カードゲームであり、消耗でデッキシールドが傷むことを理解したうえでジャッジは裁定を下します。デッキシールドが消耗で傷んでいる場合に、それを理由に失格を言い渡されるケースは、まずありません。過度に傷んでいる場合(意図的なキズでない場合)、デッキシールドの交換を指示されるか、まれに「試合の敗北」が言い渡されるケースはあります。
ポケモンカードゲームは、すべての大会において、参加者全員が楽しめ、また競技者全員にとって公平で納得感の得られるものであることを目指しております。