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チャンピオンズリーグ2018 名古屋 マスターリーグ優勝者 コガワ ヒデユキ選手

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ヒーローインタビュー

「人生で1回きりですよ、僕がインタビューされるなんて。だから時間とかは気にしないでください。」閉会式後の遅い時間にもかかわらず、コガワ選手は笑顔でインタビュー席に座ってくれた。ポケカプレイヤーの息子さんを持つ父親として、そしてポケモンカードゲームイベントオーガナイザーであり、過去の大会ではジャッジ経験も持つ彼に話を伺った。

写真1

''息子のデッキをずっと考えていた結果、僕のデッキが出来上がりました(笑)''


―優勝おめでとうございます。予選15位通過からの追い上げでしたが、いまの気持ちはどうですか。
驚きしかないです(笑)。予選結果が7勝2敗で、7戦目を落としてしまったんですよ。だから、まさか自分が決勝トーナメントにいけると思ってなかったし、それで優勝できるなんて考えもしなかったです(笑)。

―決勝戦を振り返って、判断に迷ったシーンなどはありましたか。

中盤で、自分の場にヤレユータンが出せてなかったんですが、ここで出しておかないと次に相手がNを使ったら対応できないと思う局面があって、そのためにハイパーボールでどの手札をトラッシュするかの決断は悩みました。

―逆に、自信をもってカードが切れた瞬間はありましたか。

一番最後の番ですね。前の番にウエムラ選手がNを使っていたら僕は負けていたと思います。でもそれがなかったから手札にあったグズマを思い切り使って勝負を決められました。

―そのデッキについてですが、今日の大会でこのデッキを選んだ理由を聞かせてください。

今日息子がシニアリーグに僕のデッキと1枚違いのデッキで出ていて、息子のデッキのことをずっと考えて練習相手をしていたので、その結果僕のデッキがこれになりました(笑)。

―息子さんのためのデッキだったんですね!今日の息子さんの結果はどうでしたか?

いやー、残念ながら決勝には上がれませんでした(笑)。

―残念!息子さんのための練習が、結果お父さんのための練習になりましたね。

そうなってたみたいです(笑)、おかげでウエムラ選手とのミラーデッキ対戦も焦ったりしないで対戦できました。


''息子とは競技として、地元の子たちとはカジュアルに。切り替えが難しい時もあるけれど、それが楽しい''


―チャンピオンズリーグはポケモンカードのなかでは競技大会の位置づけといえますが、コガワ選手は普段から競技としてポケモンカードに接しているのですか。
息子が昨年世界大会に行けたことがきっかけで自分もポケモンカードを競技としてとらえプレイするようになりましたが、実は今日も息子をこの大会に出場させるのが一番の目的で、自分の出場は二の次でした。普段も大体の時間は息子の練習相手としてプレイしていて、でも僕がちゃんと強くなっていないと相手してくれないし...

―お父さん弱いって言われちゃう?(笑)

もう必死ですよ。(笑)家族ぐるみで交流している知り合いも競技としてポケモンカードをプレイしているので、よく一緒に練習したりもしますが、実は昨年の池袋の大会ではジャッジをやってましたし、競技とか全然関係なく、地元の子どもたちと一緒に遊ぶ公認自主イベントもやっています。僕、オーガナイザーなんです。

―なんと!では競技としてとそうではない時とでメリハリをつけてポケモンカードに接しているんですね。・・・切り替えが難しい時はありませんか?

ありますね。切り替えは難しいですけど楽しいですよ(笑)。

―今回の結果を知って、コガワ選手の公認自主イベントに行ってみたくなるお子さんも増えるのではないかと思いますが、皆さんウェルカムでしょうか。

僕のイベントは地元密着型なので、場所も地域のコミュニティセンターで中学生以下のお子さんとその保護者の方向けのイベントなのですが、もし来てくださるならいつでもお待ちしています!

―心強いお言葉ありがとうございます! 最後に、もっとポケモンカードが強くなりたいと思っているお子さんは多いと思います。彼らにアドバイスがあればいただけますか。

僕の今回のデッキは公式ホームページ「トレーナーズウェブサイト」に掲載されていたレシピからヒントを得ました。大会上位者のデッキレシピもたくさん掲載されているので、ぜひそれを参考にしてデッキを組んで練習していけば、強くなれるんじゃないかと思います!

―サイトの紹介までしていただいてありがとうございます!優勝おめでとうございました!

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