ポケモンバトル実況者、女流将棋棋士、ポケモンカード日本チャンピオン、カードゲームプロプレイヤーなど8名のスペシャルゲストによる熱闘を制したのは、有名ポケモンバトル実況者の「ライバロリ」選手!決勝戦は最注目のゼラオラGX同士の対決を見事制しての優勝だ。
―まずは優勝した感想を聞かせてください
とてもうれしいです。本当に涙出てきそうでした。嬉しくて泣いたことなんて今まであまりなかったのですが、この歳になってその気持ちを実感することになりました。
―優勝された際に「勝てると思ってなかった」と仰っていましたね。
もともと優勝できると思って参加していなかったですし、特に決勝は圧倒的に不利な状況からのスタートだったので、相当下から巻き上げて勝てたことも嬉しさの一つです。※決勝戦ではバトルスタートの段階で、対戦相手のベンチにゼラオラGXが2体並ぶ展開からの勝負だった。ゼラオラGXは今パックの最注目カードで、シールド戦でも非常に強力。
―ゼラオラGX以外に活躍したカードはありますか?
マッギョですね。1エネルギーで50ダメージが出せるしHPも110あるので、序盤はマッギョで! という感じでした。配信映像では活躍シーンを見せられなかったのですが、アローラディグダも活躍してくれました。僕が開封した15パックの中には「ハイパーボール」がなかったので、ディグダのワザでゼラオラGXを出す展開が多かったです。あと対戦と対戦の間でデッキの組み換えがOKだったので、「こだわりハチマキ」を途中で入れました。最初「ポケモンGXは1体しか出てこないから必要ないだろう......」と思っていたのですが、1戦終わって「いや、必ずポケモンGXは1体は出てくるので、それを倒さないといけない!」と思い直して入れました(笑)。
―ライバロリさんはポケモンバトルの実況でご活躍されていますが、生放送の対戦は緊張しましたか?
緊張しました。というよりも、いつも(撮影などでも)緊張しています。始まってしまえば、すっといけるんですが、始まる前の緊張感にはまだ慣れないですね......。
ー対戦中は冷静に見えましたが(笑)
冷静というか、対戦してるときは無口になってしまうんですよね。
ーゲームとカード、それぞれのポケモン歴はどれぐらいですか?
ゲームは「ポケットモンスター ピカチュウ」からずっと遊んでいて、競うというか対戦にのめり込んだのは「ポケットモンスター ブラック/ホワイト」からです。
ポケモンカードは、最初に買ったのは何が出たかも覚えていない頃......小学1,2年生ぐらいの頃です。その頃は拡張1パックは5枚じゃなくて、もっとたくさんカードが入っていたのを覚えています(笑)。
―実際にポケモンカードの対戦を始めたのはいつ頃ですか?
今年の4月ぐらいからです。「チャンピオンズリーグ2018 京都」のゲストでお誘い頂いて、その時ちょうどポケモンカードを遊んでいる友人もいたので、彼らと一緒にやって......。そして、そのまま2か月半過ぎました(笑)。
―2か月半で優勝!すごいですね!15パック開けた時の気持ちはどうでしたか?
カードリストを見てパックを開ける前から、ゼラオラGXかマグカルゴGXでデッキが組みたいと思っていました。自分はパックを1パックずつ開けるタイプなのですが、4パック目ぐらいにゲノセクトGXを引いて、ゲノセクトGXでデッキを組もう......と考えていた時にゼラオラGXを引けました。結果で言えばマグカルゴGXも引けたし、マグカルゴGXでもデッキが組めそうなぐらい他のカードを引けていたのですが......「迅雷スパーク」だしやっぱゼラオラGXだな!と。
―印象的な試合はありましたか?
1戦目です。「エレキパワー」を引けたら勝ち、引けなかったら負けの状況になりました。ゼブライカの特性「はやがけ」と「かんこうきゃく」で山札が0枚になるまで引ききってやっと「エレキパワー」を引いて勝てたのが、気持ちよかったですね。
―使われて怖いカードはありましたか?
「ポケモンキャッチャー」というカードがあるんですけど、それを使われてベンチのゼラオラGXをバトル場に呼ばれて倒されてしまうんじゃないかと、ずっとビクビクしていました。
―ポケモンのゲームと、ポケモンカードとは違いがありますか?
全然違います。ポケモンカードは、アタッカーはこのポケモン1種類だけ!みたいなデッキもありますが、ゲームの方だとあまりそういうのはないですし、ゲームではほとんど活躍しないポケモンがめちゃくちゃ強かったりしますし、楽しいです。あとベンチからアタッカーをサポートするポケモンも多かったりしますよね。そういったゲーム構成も違うなと思います。
―他の参加者との会話も楽しまれているように見えました。
ゲームとの違いでもう一つ大きいのが、コミュニケーションですね。いまのゲームは通信対戦が主流なので、対戦相手の顔を見て対戦することはあまりありません。ですが、カードだと必ず相手と顔を合わせることになるので、対戦中に話ができるのはカードの良いところだと思います。
―シールド戦はポケモンのゲームユーザーにも勧めやすい遊び方だと思いますか?
パックによると思います。「迅雷スパーク」は収録タイプも少ないですし、シールド戦でもデッキが組みやすいと思います。実際に自分もゼラオラGXとマグカルゴGXのどちらのデッキも組めるぐらいのカードが引けました。他の参加者の方とも話していると、最低でも1デッキは組めるカードを引けていたので、遊べないようなことはないのかな、と。15パックで始められるなら始めやすいですよね。
―シールド戦からポケモンカードを始めてみようと思う方にメッセージをお願いします。
楽しかったです!実際に3戦すべてが接戦でした。どんな人でも対戦の強さに差がなく遊べるルールだと思います。使えるカードの種類数も少ないですし、(能力の違うカードは60種収録)15パックというデッキを組むためのカードの枚数も同じ条件なので、カードの強さで一方的な展開にならないので、自信がなくても良いカードを対戦で引けば勝てるチャンスがあると思います。
ライバロリ選手優勝おめでとうございます!
手に入れた「ゼクロムGX」は、今日のデッキと一緒に記念に取っておきます!とのことでした!
他のゲストの方からも、コメントを頂いています。
女流将棋棋士 山口選手
すごい楽しかったです。思っていたよりハードルが低かったです!オススメのカードを事前に調べてきたのですが、引けたのはまさかのマグカルゴGXだけで......。でも、最初の対戦相手もマグカルゴGXデッキで今日からマグカルゴ好きになりました(笑)。
ポケモンカード日本チャンピオン ヨネダ選手
新しいカードを使えるのがすごい楽しかったです。ポケモンカードを始めて日が短い人たちが対戦しているのを見て、カード歴20年以上の身としてはすごくうれしかったです。
プロカードゲームプレイヤー 八十岡選手
正直面白かったです!他のカードゲームとも近いところがありまして、デッキの組み方だったり、エネルギーの使い方だったり、他のカードゲームでの経験も生かせるところがありました。練習不足もあったので、正直時間があれば、もっとやってみたいですね。