2019年度チャンピオンシップシリーズ最後のチャンピオンズリーグとなった京都大会。
1400名を超えるマスターリーグ参加者の頂点に立ったのは、カナガワ リョウヤ選手!
カナガワ選手にこの大会とご自身のデッキについて、振り返っていただきました!
マスターリーグ優勝 カナガワ リョウヤ選手
レシラム&リザードンGX+ジラーチデッキ
インタビュー
ーー優勝おめでとうございます。本日使用されたデッキについて教えてください。
レシラム&リザードンGX+ジラーチのデッキです。
ブルーの探索を入れたパターンも検討しましたが、最初の番に、ブルーの探索か溶接工を使いたいことを考えると、ブルーの探索×4枚、溶接工×4枚、ポケギア3.0×4枚、ヒートファクトリープリズムスター×1枚の計13枚では、不安定な印象がありました。
一方、ジラーチはハイパーボールやネストボールから持ってくることができるので、ジラーチを中心にデッキを回していった方が、デッキが安定して強いと思いました。
――レシラム&リザードンGXのデッキは、色々なバリエーションがあると思います。カナガワ選手のデッキの特徴はどこでしょうか。
特性「モーモーエール」のミルタンクが入っているところです。
ガブリアス&ギラティナGXのデッキを意識して入れました。
他の回復ができるグッズは、きずぐすり、おおきいマラサダなどでは、ガブリアス&ギラティナGXのワザ「ちょくげきだん」の40ダメージを回復しきれないので、ワザ「カラミティエッジ」で倒されてしまいます。
そのため、回復の量が大きいミルタンクを採用しました。
ジラーチを入れている特性上、ポケモンいれかえやあなぬけのヒモなどの入れ替えるカードが多いので、そういう意味でも相性が良いです。
対サーナイト&ニンフィアGXでも、「カレイドストーム」の150ダメージ2回で倒されないよう回復できたので、活躍してくれました。
また、ジラーチの入ったデッキ対策でアブソルを入れています。
無人発電所と組み合わせることで、ポケモンの入れ替えをゼラオラGXの特性「じんらいゾーン」に頼っているデッキにも有利に戦えます。
――ポケモンワールドチャンピオンシップス(8月に開催する世界大会、以下ポケモンWCS)出場の権利を手に入れました。意気込みをお願いします。
2017年にもアナハイムで開催されたポケモンWCSに出場したのですが、あと1勝届かずDay2に進出できなかったので、リベンジしたいです。
同じポケモンカードをやっているチームメイトのシマダ選手(チャンピオンズリーグ2019 新潟 マスターリーグ優勝)も一緒にポケモンWCSに行けるので楽しみです。
おめでとうございます!
続いて、マスターリーグ準優勝は、セキ タケト選手です!
セキ選手にもインタビューをお伺いしました。
マスターリーグ準優勝 セキ タケト選手
アンノーン(HAND)デッキ
インタビュー
ーー準優勝おめでとうございます。本日使用されたデッキについて教えてください。
特性「HAND」のアンノーンのデッキです。
フーパやルカリオ&メルメタルGXなどで相手の攻撃を耐えて、特性「HAND」で勝利を狙うデッキです。
あらゆるデッキと勝負ができること、理想の戦い方も狙いやすいことから、このデッキを使おうと思いました。
――その「HAND」デッキの中でもセキ選手のデッキの特徴を教えてください。
マッシブーンと、フェローチェ&マッシブーンGXが入っているのが特徴です。
マッシブーンはピカチュウ&ゼクロムGX対策で入れています。
ピカチュウ&ゼクロムGXは、エネルギーをつけるスピードが速く、相手の攻撃を防ぎきれない場面があるので、ピカチュウ&ゼクロムGXを一撃で倒してしまえるマッシブーンを入れています。
フェローチェ&マッシブーンGXは、ジガルデデッキへの対策に入れています。
――大会一日を通して、印象に残っている試合はありますか。
予選でズガドーンGX+アーゴヨンのデッキと戦って負けてしまったのですが、プレイングに反省がありました。
決勝トーナメントでもズガドーンGX+アーゴヨンと対戦することになり、その反省を踏まえ、勝利することができたことが印象に残っています。
――これからの大会についての意気込みを教えてください。
まずは6月のポケモンジャパンチャンピオンシップスで、ポケモンWCSのトラベルアワードを取れるように頑張りたいです。
ポケモンWCSはDay2に残ることが目標です。
おめでとうございます!
同じくチャンピオンズリーグ2019 京都のシニアリーグで優勝したのは、ヤマダ ショウタ選手!
彼は昨年のポケモンWCSのゲーム部門で世界3位となった実力者!
ポケモンが大好きでゲームもカードゲームも遊んでいるとのこと。 ヤマダ選手からもコメントを頂きました。
シニアリーグ優勝 ヤマダ ショウタ選手
レシラム&リザードンGX+ボルケニオンデッキ
インタビュー
ーー優勝おめでとうございます。本日使用されたデッキについて教えてください。
今回の大会で使ったデッキはレシラム&リザードンGXとボルケニオンのデッキです。
――このデッキの特徴を教えてください。
特性のいないポケモンをそろえて、ブルーの探索を入れているのが特徴です。
レシラム&リザードンGX対策のために、こだわりハチマキとククイ博士を使うことでワザ「フレアストライク」で280ダメージが出せるようにしています。
レシラム&リザードンGXと戦うことが多いと思っていたので、こだわりハチマキとククイ博士を2枚ずつ入れています。
――印象に残っている対戦について教えてください。
予選で同じくレシラム&リザードンGXのデッキと対戦したのですが、溶接工とボルケニオンのワザ「フレアスターター」から後攻最初の番で、レシラム&リザードンGXに炎エネルギーを5枚つけることができ、次の番300ダメージの「ダブルブレイズ」、その次の番には、こだわりハチマキとククイ博士で280ダメージの「フレアストライク」をきれいに決めることができた試合です。
おめでとうございます!
ジュニアの大会で優勝したのは、ミヤケ シュンスケ選手!
なんと彼は去年のポケモンジャパンチャンピオンシップスのジュニアリーグで優勝したチャンピオンです!
ジュニアリーグ優勝 ミヤケ シュンスケ選手
レシラム&リザードンGX+ボルケニオンデッキ
インタビュー
ーー優勝おめでとうございます。本日使用されたデッキについて教えてください。
今回の大会で使ったデッキはレシラム&リザードンGXのデッキです。
同じレシラム&リザードンGXのデッキ対策には、ヤドキングを入れました。
大会を通して活躍してくれたカードは、やはりレシラム&リザードンGXです。
圧倒的に強かったです。
――印象に残っている対戦について教えてください。
印象に残っている対戦は、決勝トーナメントで対戦した、ミカルゲとハッスルベルトのコンボのデッキで、ポケモンGXではないポケモンで200を超えるダメージを出せるので、レシラム&リザードンGXが2回の攻撃で倒されてしまう強力なコンボでした。
その時にはボルケニオンが活躍をしてくれました。
――これからの大会についての意気込みをお願いします。
ポケモンジャパンチャンピオンシップスでは、2連覇を目指します!
ポケモンWCSでは、チャンピオンになれるよう、いっぱい練習して、ミスをしないようにしたいです!
昨年の世界チャンピオンのイノウエ選手は一つ上の知り合いで、イノウエ選手に続いて自分も世界大会でも優勝したいです。
おめでとうございます!
この京都大会で、2019年度のチャンピオンズリーグがすべて終結したことになります。
次の戦いの舞台は、6月のポケモンジャパンチャンピオンシップス!
それまでに、4月26日(金)発売の強化拡張パック「スカイレジェンド」、ムービースペシャルパック「名探偵ピカチュウ」などから新カードも登場していきます。
どんなカードが活躍するのか、今から楽しみですね!