5月29日(土)セルリアンタワー能楽堂にて「ポケモン竜王戦2020」が開催されました。今回はカードゲーム部門の結果と、優勝者のインタビューをお届けします。
5月29日(土)セルリアンタワー能楽堂にて「ポケモン竜王戦2020」が開催されました。今回はカードゲーム部門の結果と、優勝者のインタビューをお届けします。
サイトウ コウセイ選手
くわしいデッキレシピはこちら!
――優勝おめでとうございます。ポケモン竜王戦を振り返っての感想をお願いします。
素直に嬉しいです。チャンピオンズリーグを優勝し、ポケカ四天王になった今、国内のタイトルですとポケモンジャパンチャンピオンシップスと、今回のポケモン竜王戦を目指していました。特にポケモン竜王戦は簡単に出場できる大会ではないので、今回のチャンスを逃さないようにしっかり準備をしてきて良かったと思っています。
――ポケモン竜王戦では別リーグの選手とも対戦をします。その点はいかがでしたか。
ほかのリーグの選手と真剣勝負ができるイベントは中々ないので、その点も準備段階から想定をしていました。特にジュニアの選手はまっすぐで攻撃的なデッキを選ばれる傾向が強いので、そういったデッキに押し負けないようなデッキ構築をしました。
――今回使用したデッキを選んだ理由を教えてください。
まずは、当日の環境を想定するところから始めました。ゲンガーVMAXの登場によって、こくばバドレックスVMAXやムゲンダイナVMAXの数は減ると考えました。逆にゲンガーVMAXに有利な、れんげきウーラオスVMAXは出てくるだろうといったところまでは予想しました。ここまでの予測であれば、こくばバドレックスVMAXとマホイップVMAXのデッキが強いと感じていましたが、今回出場する他の選手もここまでは予想をしてくるだろうし、そう簡単にはいかないと思っていました。もう一つ先の、こくばバドレックスVMAXが主軸となる大会を想定したとき、ムゲンダイナVMAXのデッキが有利になると考えました。同じ悪タイプのゲンガーVMAXではなくムゲンダイナVMAXを選んだ理由は、冒険家の発見が登場したことにより、ムゲンダイナVMAXの安定感が非常に上がると考えました。さらにブラッキーVMAXの登場により、ゲンガーVMAXよりも安定感のあるデッキだと感じ、今回のデッキを採用しました。
――ポケカ四天王でもあり、あらたなポケモン竜王ともなったサイトウ選手から一言お願いします。
これからもポケカ四天王として、ポケモンカードゲームを広めたり、他のプレイヤーとの交流を深めたいと思っています。また、ポケモン竜王として実力を発揮できるよう、今後のポケモンジャパンチャンピオンシップスや、ポケモンワールドチャンピオンシップスの優勝を目指していきたいと思います。
「ポケモン竜王戦2020」カードゲーム部門を優勝し、見事ポケモン竜王の称号を獲得したのはサイトウ コウセイ選手でした。ポケカ四天王でありながらポケモン竜王となったサイトウ選手ですが、まだまだ他の大会の優勝も目指していくということで、ポケモン竜王としての気迫が伝わってきました。 ご参加いただきました選手の皆さま、ありがとうございました。