プレイヤー詳細

（お母さん）本当に突然ジムバトルに行きたいって言いだして、しかもハマっちゃったものだから送り迎えが大変でした（笑）。平日は毎日学校終わりに塾へ通っていたのですが、それが終わる頃に迎えに行って、そのまま自転車で秋葉原へ行ってジムバトルに参加してから家に帰るという生活を毎日していました。

（お母さん）本人が一生懸命なので、こっちも全力でした。それだけ毎日やっていると、どんどんルールも覚えて実力も上がっていって、しだいに同じくらいの子どもが相手だと物足りなくなったみたいで。今度は大人と戦いたいって言うので大人の部門に混ぜてもらうようになりました。そんなときにマッチングしたお姉さんとの出会いが、大げさでもなくこの子の人生を変えたと思っています。お姉さんは翌日にあるチャンピオンズリーグに向けての練習で来ていたそうなんですが、当時の私たちはチャンピオンズリーグの存在は知らなかったんです。そんな状態でうちの子が勝ったものだから「この子はすごい！　絶対に大会に出場させてあげてください！」って言って、大会について懇切丁寧に教えてくれたんです。あれだけ真剣に訴えかけてくれる人がいなかったら、もしかしたらいまもチャンピオンズリーグには参加していなかったかもしれません。そのお姉さんとはいまも交流があって、主催されている「獅子王杯」という対戦交流会によく参加させてもらっています。

（お母さん）じつはもうひとつ、運命的な出会いがあったんです。それはジムバトルで出会った同い年の男の子なのですが、それまで大人とばかり仲良くなってあまり同年代の友だちを作らなかったうちの子が、その子とはすぐに打ち解けていたんです。その場で連絡先の交換はしなかったのですが、後日「チャンピオンズリーグ2023新潟」、「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2024」と連続で再会したんです。「これはすごい偶然だ！」と盛り上がって、ようやく連絡先も交換していろいろとお話ししたのですが、そこで初めてその子のお父さんがポケモンカードゲーム初の世界大会「ポケモンカードゲームワールドチャンピオンシップ2004」のチャンピオン・ヤマトツグヨシ選手だったと知ったんです。

（お母さん）最初は「嘘でしょ!?」なんて言っていましたが、それからその親子を中心に親子プレイヤーの方々とたくさん知り合えて、毎週のようにいっしょに練習するようになったんです。いまでは泊まり込みで合宿に行くこともあるんですよ。そうやって切磋琢磨できる環境があるからこそ、うちの子もここまで強くなれたんだと思っています。競技としてのポケカを教えてくれたお姉さん、そして最高の環境を作り出してくれた親子。この2度の出会いがなければ、いまのサイはなかったと確信しています。心から感謝しています。

バスケットボールのプロリーグ「B.LEAGUE（Bリーグ）」の試合を観戦するのが好きです。自分でもプレイしているのですが、どちらかという観るのが楽しいです。

サンロッカーズ渋谷を応援しています。通っている小学校に観戦の招待が来たことがきっかけで観にいったのですが、すごくおもしろくてハマってしまいました。いまは毎週観戦に行っています。

（お母さん）勉強も入れて3本柱だねっ。

勉強もまぁまぁ頑張ってます……。