対戦は先攻プレイヤーの番からスタートして、勝敗が決まるまで自分の番と相手の番をくりかえします。
ワザで相手のポケモンを「きぜつ」させて、自分のサイドを相手より先に全部とれば勝ちです。
自分の番がくるたびに、山札のいちばん上からウラのまま1枚引いて、手札に加えます。
これは、かならずしなければいけません。番のはじめに山札が1枚もないプレイヤーは、その時点で負けになります。
(前の番に最後の山札を引いてなくなった時点では、まだ負けではありません。)
手札に「たねポケモン」があれば、ベンチに出せます。
ベンチポケモンは5匹までです。ベンチに空きがあれば、自分の番ならいつでも、何匹でも出すことができます。
ポケモンがワザを使うには、エネルギーが必要です。
手札にエネルギーがあれば、1回の番ごとに1枚だけ、ポケモンにつけることができます。
バトルポケモンかベンチポケモンのどちらかにつけるかは自由です。ポケモンのタイプと違うタイプのエネルギーもつけることができます。
手札にトレーナーズがあれば、使うことができます。
使うときは手札から出して、使うことを相手プレイヤーに伝えます。その後、カードに書いてあることをします。使い終わったトレーナーズはトラッシュします。
場のポケモンから進化する「進化ポケモン」が手札にあれば、手札から出して進化させることができます。進化マークに書かれているポケモンの上に、重ねて置いてください。
場に出たばかりのポケモンや、進化したばかりのポケモンは、その番には進化できません。次の番から進化できるようになります。おたがい、自分のいちばん最初の番は、進化させられません。
バトル場でもベンチでも進化できます。
進化前の能力は引きつぎません。進化前に持っていたワザや特性なども、使えなくなります。 進化しても、のっていたダメカンや、ついていたエネルギーなどはそのままにします。 進化すると、特殊状態をすべて回復します。ほかに受けていた効果があれば、それもなくなります(「次の番、にげられない」など)。
ポケモンのなかには、ワザとは別の「特性」を持っているものがいます。特性を持っているポケモンが場にいれば、その効果を使うことができます。使うことを相手プレイヤーに伝えて、説明文に書いてあることをしてください。
場に出ているだけで自動的に効果がはたらく特性もあります。
ワザとちがって、特性は使っても番は終わりません。
バトルポケモンは、「にげる」を使ってベンチポケモンと交替することができます。
「にげる」を使うには、カードの「にげる」に書かれている無色エネルギーマークの数ぶんのエネルギーを、バトルポケモンからトラッシュします。
バトルポケモンをベンチににがしたら、すぐにベンチポケモンのなかから1匹選んでバトル場に出します。
「にげる」ができるのは、自分の番に1回までです。
トラッシュするエネルギーは、どのタイプでもかまいません。
バトルポケモンから必要な数のエネルギーをトラッシュできないときや、ベンチポケモンが1匹もいないときは、「にげる」が使えません。
ベンチにもどっても、のっていたダメカンや、残ったエネルギーなどはそのままにします。
ベンチにもどると、特殊状態をすべて回復します。ほかに受けていた効果があれば、それもなくなります(「次の番、ワザのダメージが大きくなる」など)。
できることが終わったら、バトルポケモンのワザを使って、相手のバトルポケモンを攻撃します。
ワザを使えるのは、バトルポケモンだけです。
使うのに必要なエネルギーがポケモンについていないと、そのワザは使えません。
ワザを使ったあとも、エネルギーはそのままつけておきます。
使えるワザがないときや、ワザを使いたくないときは、「終わります」と相手プレイヤーに伝えて、自分の番を終わりにします。
「ずつき」を使うには、水エネルギーが1個必要です。
「うみほりトンネル」を使うには、どのタイプでもいいのでエネルギーが3個必要です。
無色タイプのマークは、どのタイプでもいいというマークです。
必要なエネルギーが書かれていないワザは、エネルギーがついていなくても使えます。
ワザを使ったら、相手のバトルポケモンに数字ぶんのダメージをあたえます。説明文が書いてあれば、その内容にしたがってください。
ワザを受けるバトルポケモンが弱点や抵抗力を持っていると、ワザのダメージが変わります。
たとえばこのブロロンは、炎タイプの弱点と、草タイプの抵抗力を持っています。
ブロロンが、炎ポケモンから受けるダメージは2倍になります。
ブロロンが、草ポケモンから受けるダメージは「-30」されます。
弱点・抵抗力でダメージが変わるのは、バトルポケモンだけです。ベンチポケモンが受けるダメージは、変わりません。
ワザの右側にある数字と説明文を読んで、ワザのダメージがいくつになるかを計算します。
ワザを使うポケモンにダメージを変更する効果がかかっていれば、それを計算します。
ダメージを受けるポケモンが弱点を持っていたら、ダメージは2倍になります。
ダメージを受けるポケモンが抵抗力を持っていたら、ダメージは書かれている数値ぶん少なくなります。
ダメージを受けるポケモンにダメージを変更する効果がかかっていれば、それを計算します。